施術内容
伝統療術の流れをくむ、野口整体を基本にした手技療法、手当療法の施術です。日本の伝統療術の色が濃いので、ベッドではなく、布団で行います。
掌で触れたり、指で圧を掛けたりはしますが、揉みほぐしたり、強く押したり、骨をボキボキいわせたりといった事は、基本的に行いません。
私なりの感覚だと、相手の身体への寄り添い、になります。ほっとする。安心する。そんな感じです。
施術対象
別ページに記載したお願いを守っていただける方であれば、老若男女全ての人(+動物)が対象です。本来の自分が治せるものであれば、捻挫、腰痛、肩こりから、火傷、骨折、欝、不妊、癌まで、あらゆる症状が対象になります。
とはいえ、症状は私が治すのではありません。生物には優れた自己治癒力があり、体は自分で自然に治るようにできています。
私にできる事は、その自己治癒の手助けや、自己治癒力が上手く働かない原因を取り除くお手伝いでしかありません。
その結果として、生物としての体の働きを発揮できるようになる、つまり、本来の自分の状態に近付く事になります。
その過程で、変化するものは自ずと変化しますし、治るものは自ずと治ります。
繰り返しになりますが、私が治すのではありません。だれもが自分で自身を治す力を、生きる力を持っているのです。
体調に全く問題は無いけれども、試しに一度受けてみるか、というのも大歓迎です。
軽い違和感や、病院に行く程でも無いかと思う軽い症状でも、気楽にご連絡ください。
重い症状になる前に、気軽にどうぞ。
勿論、重い症状の場合への対処法もありますが、場合によってはお医者様に診てもらう方が有効です。
普段、雑になってしまっている心身との付き合い方を、繊細にしていく為のお手伝いでもあります。
実際の生活では、無理をしないといけない場面もあります。体の癖や仕事等の関係で、使い過ぎる部位と、あまり使わない部位が出てくるのも自然な事です。
ですが、心身の声をずっと無視していると鈍くなります。使い過ぎた部位は疲弊するし、使わない部位や感覚は衰えます。
酷使されていたり、無視されていた箇所に、少し気付いて気にかけてあげると、それだけでも体はとても喜びます。
使い過ぎている部分をいたわり、使えていない部分を動かす事、それはそのまま心身の丁寧な手入れに繋がります。
体の使い方の確認や、自分自身の再発見にもなります。
それによって外見や動作等が綺麗になる…かも知れません。痩せなくても良い人が痩せたりはしませんが、本来のその人らしくなります。
心身は、環境や季節等によっても変化します。それが生物としての自然な姿形です。
それに伴う定期的な体の調整もお手伝いします。
施術時間
状態によって異なりますが、大体30分程度を見ておいてください。施術を受ける間隔については、これも状態によっても異なりますが、毎日受けるよりも、ある程度の期間をあけて受けた方が効果的です。
体が変化するには、成長と同じで時間が必要です。木に短期間に大量の水を与えたからといって、いきなり成長はしないのと同じです。
むしろ、その時間こそが、変化の為には重要なのです。変化の時間を、大切に過ごしてください。
簡単な症状ですと、その症状自体はすぐにおさまる事もあるかもしれませんが、原因となる体が変わらないと繰り返しかねません。
急性のものや、癖になっている状態を整えるのに最初に勢いを付ける場合には週に2回程度、そうでなければ1~2週に1回程度、体のメンテナンスであれば月に1回位が良いかと思います。
とはいえ、これも目安です。
自分の状態はどうなのかという、自身の体との対話が何より大切です。
私の施術が、体の声に気付くきっかけになれば幸いです。